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建設業女性のはたらき方研究会

インターン学生の声

8月上旬より、エープラス株式会社でインターンシップに参加させていただいております。前半はHPでも公募されていた起業家訪問プログラム、後半は小学生向け建築ワークショップの準備・運営といった構成をとっていただきまして、今回の記事では前半の起業家訪問プログラムについて触れたいと思います。

三日間に渡る起業家訪問プログラムでは、計六名の方にお話を伺いました。業種も経歴も様々な意欲溢れる方々にお会いすることができ、私自身なかなかできない経験をさせていただいたな、という月並みな感想を抱いてしまいました。

一日目は鈴木敦子社長と、司法書士事務所の國松先生の女性二名にお話をいただきました。鈴木社長のお話は「人生とキャリアを考えるワークショップ」の題で、これからの生き方やキャリア形成において重要なことは何だろうか、ということを考えるきっかけとなりました。

國松先生は司法書士、行政書士の仕事について綿密な資料を用意していただいた他、ご自身の経歴のお話、オフィス見学も短い時間ですが時間を設けていただき、「社会に出て生きる」ということ生で実感できたように感じます。

二日目はペーパレススタジオジャパン株式会社の勝目高行社長、株式会社オープネスの渡邉英伸社長を訪問しました。勝目社長はBIMの推進に注力されており、BIMを用いたそう遠くない未来の建設業界の様子を映像化したものなどを見せていただきました。失敗談を交えつつも「イメージを自分でしっかりと持てばどうにかなる」とメッセージをいただきました。

渡邉社長は、参加学生への意見を募るような座談会の形でお話をしていただきました。自分で考える力をしっかりと身に着けてほしい、という次世代への思いが伝わってきた他、オープン形式で比較的自由に仕事や打ち合わせができるオフィススペースの見学により仕事の形について考え直すきっかけとなりました。

 

三日目は株式会社フューチャーリソースの脇坂篤史社長、株式会社パッション・インサイドの李朗社長に来ていただきお話を伺いました。脇坂社長はご自身の独特な体験や経歴を面白く語っていただき、内容の充実差はもちろんのこと、そのトーク技術にも参考にしたいと考えられる魅力をお持ちだと感じました。

李社長もまた、軽快で発言しやすい空気を作っていただき、盛り上がりのある座談会を行うことができました。

今回のプログラムで大きく学んだのは、「価値観の多様性」と「成功への道筋はひとつではない」ということです。お話をしてくださったどの方も、似た部分、共感できる部分はあっても全く同じ価値観があるわけではない。それでも、皆さんはそれぞれの価値観で自身を、また会社や仲間を成功へと導いている印象を受けました。「これをすれば必ず成功できる」なんてセオリーはないのだから、とにかくやってみること、いろいろな考え方に触れてみるということが自身を成長させる大事な糧となるのではないか、と学ぶことができました。

(K.S. 社会学部心理学科 大学2年生)

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